子供が四年生や五年生の頃って、第一志望校のことしか考えてないですよね。
もちろん併願先も考えなきゃとか口ではいいますが、メインはどこを第一志望にするか。常に変動していくわが子の偏差値をにらみながら、上げ下げするわけですから当然と言えば当然です。N偏差値40なのに麻布に行くと固く誓って特訓に励む方もいらっしゃるかもしれませんがそれは特殊例であって、だいたいは自分の平均偏差値の5~10くらい上を射程にいれるのが通例。わたしも長女の受験のときはさんざん思い悩んできました。(決定権を持っている女城主と長女は悩んでなかったので外野の私が騒いでいただけですが)
そうすると成績が上り竜のお子さまならともかくダラダラ上がったり下がったり横ばい続けているお子さまの場合、自分の持ち偏差値より上の学校はやたら詳しくなるけれども、実力相応校や安全校、すべり止め校のレンジについては疎くなりがちです。
さらに併願作戦の話をすると「そんなとこ行かすために中学受験してるわけではない!」とか平気で言い出す家族もでてきたりしますんでますます検討は後回しになる。長女がまだ優秀だったころの我が家もそんな感じでした。
んで5年生の終わりくらいから模試に志望校書くようになって焦るわけです。
「すべり止めどこにすればいいかわかんねえ」って。
うちもいろいろ検索して調べて、学校みにいったりして併願作戦を固めていきました。
長女の場合、中堅クラスがそれに該当しましたが、実はあまり情報がない。PRみたいなのは競争の激しいゾーンなのでたくさんあるんですが、受験ブログみたいな生の情報を参考にしたいんだけどほんと少ない。受験生の成績別分布をシンプライズすると◆の構造になってるはずですが、受験ブロガーの成績別分布って▼になってます。というかほぼT。参考になるものが非常にすくなかった印象があります。
今二度目の六年生親シーズンを迎えています。
次女の五年生の年間平均偏差値は46。直近五回だと50くらいです。
というわけで、希少価値の高い中堅女子ブログとして頑張っていきたいところなんですが、あいにくと前述とは真逆の志望校ありきのセカンドシーズンのため、
2月1日午前 志望校
午後 空き
2月2日午前 空き
午後 志望校
2月3日午前 志望校
午後 空き
2月4日 空き
2月5日 空き
といった形でほとんど先約がはいってしまっており外野のお父さんとしては介入の余地がすくなそう。かわいい制服の学校が多いので次女とキャキャいいながら「どこの制服にしようかね。セーラー服のリボンは青と赤どっちがいい?」とカタログショッピングみたいなことしたかったんですがかなわぬ夢となりそうです。
しかし中堅の場合、複数日受けられる学校がとっても多いので実は結構ハイリスク受験になりやすいっすねえ。
仮に実力相応だったとしても、N偏差値65の子が桜蔭受けた後三日連続豊島岡受けるようなもんじゃないすかこれ。
怖いわ。
終わり
追伸:カリスマ読者諸氏におかれては「こいつついに中堅宣言した」とお笑いになられていることでしょう。実は結構浮かれております