他流試合を受ける気サラサラなかったんです。
娘も同様の考えだったようで水を向けた際も
あくまでも予想問題じゃん、私は過去問バンバンやるよ
という達観した回答が返ってきたほどでした。
が、三連休初日。
大勢の人が戦ってるであろうこの中で、ヌボーっとしながら、私の分まで朝食を作ってくれる娘の姿をみて、こりゃ不味いという思いがふつふつとわいてきました。
ちょうど土曜日午後は娘が尊敬してやまない先生が教鞭をとる算数の授業。
サピオープン受けたほうがいいか相談するよう指示して送り出すと、さっそく
どんな結果でも第一志望校を変えないのなら受けていい。むしろ受けたほうがいいだってさ
とメッセージが来ました。
猛ダッシュでサピックスに個人情報手渡してテストの申しこみもしちゃいました。
サピックスのIDをゲットするとなんかジュケンセーって実感わきますねえ。(今更)
はじめてサピックスのサイトにアクセスしましたが、代ゼミグループとかいてあるのをみてすげー懐かしくなりました。英語の西先生とか古文の椎名先生とか今なにしてるんだろうか。引きこもり街道まっしぐらだった私をなんとか大学に押し込んでいただいたご恩を思い出しましたよ。こんなに懐かしくなるならサピいれときゃよかったわ。
というわけで娘は22日は育成テスト。23日朝は自宅受験ながらしゅともし適性検査。午後はサピオープンとダブルヘッダーに突入していきました。
(Nバックもって座席につき「頭悪そうな瓢箪頭ばっかだなあ」とか独り言いいつつ、コンパスをいきなり机に突き刺して、三角定規で輪投げはじめて威嚇しろとアドバイスしましたが、猛烈にキョヒされました。「あんな子が受けるならもうイヤ!」とかいって精鋭が一人でも逃げてくれればよかったんですがね・・・)
数時間後、でてきた娘によるサピオープンの予想結果は、算数20点、国語85点、社会80点、理科50点。見事に不合格F判定間違いなしです。そこに前記事で紹介した育成テストのいつもとおりの結果が判明。
「受けなきゃよかった...」
家じゅうがお通夜な雰囲気につつまれました。
が、捨てる神あれば拾う神あり。
「きょうは疲れたからもう寝たい」という娘の意向を無視して夕食後に4科通しでやってもらった1月チャレンジ校の過去問を採点したところ、なんと合格最低点に到達!
とっくにふて寝していた妻をたたき起こして結果を報告すると、
「こりゃ無駄な運をつかっちゃったね」
と嫌味なことを言いながらもまんざらでもなさそう。
娘にいたってはシド=ビシャスみたいに飛び跳ねて喜びを表現しておりました。
たぶん、サピの頭いいこたちの雰囲気に触れられてすこし覚醒したんだと思います。
ありがとう代ゼミグループ!
(おわり)