次女さん毎日夏期講習に通ってる。
しかしこれ拘束時間が長すぎる。
午後二時から午後九時近くまで。自宅での復習なんてほんとさわり程度しかできない。
こんな苦行にあのちびっこがよく耐えられるもんだと思っている。
「わかんねえとこあったら先生にちゃんと聞いてこい」といってはいるが、こんなに遅けりゃそれも難しいってもんだろう。先生だってくたびれ果ててすぐにでも帰りたいはずだ。
もっとも次女さん、入塾以来一度として質問したことがないらしい。
中堅以下の次女の場合、何が分からないかもよくわかってないことがほとんどで、「わかんないところを聞いてこい」といわれても「なにを聞けばいいかもわからない」という感じ。
やはり親が学習全般についてしっかり横について補ってやるのがとても大事なんだと思うが、観察しようとしても、親としても子供が何を分かってないのかよくわかっていないというか、把握できない部分が多い。教えても一向に理解しない有様をみるとだんだん怒りもこみ上げてくるというものだ。
スタッフさんに聞くと熱心な親御さんはしょっちゅう塾に電話してきてスタッフさんはおろか教科の先生にも相談したりするそうだが、うちは親二人とも面倒くさがりなのでほとんど電話したことないし、なんか悪いと思っちゃう。
引っ込み思案ののんびり屋さんは現代社会では圧倒的に不利だというのは子供だけでなく親にもいえることなのだろうか。
でもめんどくせえし、焦ってるダルい親と思われるのもなんかちょっとねえ・・・。
と、このように勉強についてはさっぱりな次女ではあるが、塾に友達が多くて、行くのが楽しみらしい。最近はいっちょ前に学校の名前なんかもいろいろ憶えていて、友人たちとどこを目指してるかなんて話してるみたい。
家でも
「〇〇くん『やべえよ、志望校が持ち編より10も上だよ』なんていってた」
とかいってクスクス笑ってる。
熱望校を偏差値で選んでないので仕方ないけど、若隠居みたいになるのはどうかとも思う。
おわり