娘たちが結婚するときに連中に恩着せがましく読ませる日記

2023組5年生春スタート日能研女子父の備忘録(姉2021終了)

よいお年を

昨日今日と朝八時から冬期講習。

運動がてら走って塾まで行って来いと言いたいところだが、風邪をひかれると困るのでわたくしが車で送迎している。

 

帰りなんかの待ち時間を利用してずっと頭を悩ませているのがふるさと納税の投入先である。

なにがなんだかわからなくなってきたので、熊本県球磨川流域に返礼品不要で投入しようかと思いつつ、やはり物欲食欲をくすぐられまくって逡巡する。

娘は景気づけに肉が喰いたいというし、妻は冷蔵庫の整理が面倒だからもう頼むなという。そのくせ数年前に釣り具をもらったら激怒した。

年末に人を煩悩の塊にし、さらに家庭内不和まで呼び込む。

普段、税制面で差別的な待遇をうけることがおおいサラリーマン層に珍しく与えられた特典ではあるが、実にやな制度だ。

 

さて、日能研の冬季講習。

夜までぶっ続けで授業やテストがあり、その後は振り返りやらついに取り組み始めた計算と一行題やらファイナル256のプリントやらで大変そうである。「1日1回過去問1科目」を掲げているが、30、31はさすがにあきらめた。

 

内容は、志望校別特訓じゃなくて総復習というあたりのんびりしたものである。

ファイナル256も結構棄権組が多い。朝ZOOMも同様。塾についていけば間違いないというタイプではなくある程度の取捨選択が必要になる。スタッフも「聞かれれば真剣に答える」というスタンスで親切の押し売りはない。このあたりは楽でもあるが、寂しさを覚える人も多かろうと思う。

 

ただ、とにかく先生の相性がよくて助かってる。

秋口に算数の先生がしばらくお休みしていたが、ほんと勉強に身が入っていなかった。算数の内容を理解するトリガーに先生の好き嫌いという項目でもあるのだろうか。彼が戻ってきてから算数はじんわり復調気味である。

 

頻繁にクラスが上下する塾の場合、先生との相性とか気にしてる余裕もなさそうだ。

そもそも自分がなんという先生に育てられたのか分からなくなりそう。

有能ながら主君を八度も変えた藤堂高虎タイプに育てるにはいいのかもしれないが、うちの娘は一途に忠義を尽くす山中鹿之助タイプなんで、人的関係性の薄い環境では厳しかったろうと思う。

 

山中鹿之助といえば、

 

「我に七難八苦を与えよ」。

 

戦前の教科書にも載っていたという故事である。

受験前に縁起でもないな。

 

というわけでカリスマ読者の皆様方におかれましては、よいお年をお迎えくださいませ。

 

(おわり)