娘たちが結婚するときに連中に恩着せがましく読ませる日記

2023組5年生春スタート日能研女子父の備忘録(姉2021終了)

合う入試、合う校風、合う偏差値

校風にあわせればテストの傾向が合致しない

テストの傾向にあわせれば校風が合致しない

テストの傾向と校風があっていても偏差値がまるで合致しない

 

中学受験はまるでプロクルステスの寝台のようにかわいい子供たちの足を切ったり伸ばしたりさせようとしますね。

 

はいそうです。

この段階でもまだ併願戦略が固まり切れていません。

ずばりダメ中受親の典型。

 

きっかけは千葉ですこし背伸びした学校を受けようかとなったこと。

埼玉でみんな実戦を経験してるのに相も変わらず0戦でグダグダしていることにちょっと焦りを感じた。第一志望前に受ける学校が1校というのはやっぱあまりに少なすぎる。もともと志望校にあげていたし、面談でも偏差値的に十分チャレンジできる範囲だと塾のスタッフさんも仰せだったしいっちょ挑戦しちゃいますかと市川の某校が俎上にのぼったわけです。

ところがどっこい過去問をやらせるとまるで歯が立たない。もう旅順要塞レベルのベトンと鉄条網と機関銃の壁なわけです。

こりゃダメだとなりました。

 

いったん千葉でぐらつきはじめると都内の併願先もまた逡巡がはじまる。

熱望校以外すべて「失敗」になるので、どうせ「失敗」なら少しでも娘にあう学校はないかとついつい欲張ってしまいます。しかもこのレベルだと改革途上の学校とか多くてやはり魅力的に映ったりもします。

さらにこの時期はみなさんおなじみわが心の母校・市進学院さまの中学入試速報

https://www.chu-jukennavi.net/sokuhou.html

で出願状況が手に取るようにわかるわけで、悩みはさらにふかまります。

「やべー昭和学院まじ人気じゃん、やめとこう」「三輪田まるで香蘭じゃんどうすんのこれ」みたいな感じで。

 

つうわけで結局、銀本いくらとかせて相性さぐろうとしても、学校紹介動画みさせて相性しようとしても、答えなんてだせるはずもなく、

「高校時代部活で合同稽古した」「模試でいったとこ」「長女の学校の近く」といった非常に適当な理由で決めた当初の併願先でいいじゃんということに落ちつきつつあります。

 

いまさらながらですが受験動機が「この学校にいくため」オンリーというのは本当にリスキーだしツライですね。直前期に見苦しい展開をしめした私がいうのもなんですが、都立中受験組のみなさんのお気持ちがよくわかりました。

 

※もっとも中堅下位のうちの子供の場合同レベル帯でいろいろな学校があるので選び放題なわけですが、抑えの私立がほぼ「模試成績よりだいぶ下」になる都立中組はもっとヒリヒリするんでしょう。あまりに難しくなってしまった小石川あたりはそれこそ女トウタクみたいな天才児が余興で受ける学校になるんでしょうな。

 

おわり

自宅

お疲れ様です。

埼玉受験はじまってますね。

うちは回避しましたので呑気なもんです。

千葉も校数さらに絞る方向で女城主のチェックが入っています。

 

小学校のクラスでも半分くらい休んでるそうです。

受験組はみんな休むんですね。

コロナとインフルの感染拡大ということもあり、次女も10日の書き初めを終えた今はお休みをいただいております。

 

が、なんか朝からゴソゴソやってると思ったらリモートで授業受けてました。

暢気に発表とかして拍手されてます。

 

ほかの子もそうなのかと次女のパソコン覗きましたがリモート参加してるのは次女だけでした。

 

明日からは辞めとけといいそうになりましたが、なんか楽しそうなのでスルーしました。

 

まあ、こんな受験生が一人くらいいてもいいかなと。

 

終わり

 

 

 

年越し過去問やらず

我が家恒例の年越し過去問をやろうぜということで、女城主が大みそかの夕方、一生懸命ぽんこつプリンターで過去問をコピーしていました。

 

しかし、肝心の次女は塾から帰ってきてムシャムシャお菓子を食いながら塾の友達のおばかエピソードや恋話をひととおり開陳。その後はたいして振り返り学習もせずにTVを見はじめ、ドラえもん紅白歌合戦、2355という大みそかキッズ三冠王を達成し、だいぶ夜も更けたころ、お笑い番組をみながらソファーでくたばってしまいました。

 

ピリピリムードに包まれた長女の時とはずいぶん勝手が違う感じです。

 

でも、最難関を目指すってのはそういうことだと思いますし、中堅下位の学校を目指すというのもそういうことだと思います。

ピアノコンクールにでた時、子供の手を一生懸命マッサージする母親の姿が非常に印象的でした。よこには個人教師なのでしょうか、ピアノの先生が一生懸命はっぱをかけています。子供の目も血走っていました。

地区予選超えたことで満足し、ちんたら弁当食いながらのんきに参戦していたうちの子供たちとはえらい違いでありました。

 

水泳のちょっとした大会にでたときもそうでした。

ちょっとしたレースなのにジュニアオリンピック出場者限定Tシャツをここぞとばかりに子供に着させてくる親御さんはやはりめちゃくちゃ気合はいってましたし、応援もすごかった。そして子供もすげえムキムキでダルんとしたうちの子供たちとはずいぶん違っていました。タイムもだいぶ違いましたし、中学は地元じゃなくて越境して全国大会常連の公立中に行ってしまいました。

 

中学受験で最難関を目指すというのはある意味こういう親子と同じ気合が求められると思います。

彼らにくらべればそのゲートをくぐれる人間の数はけた違いに多いですし、なんとかなってしまう部分もあるにはありますが、それでも本当に勝つためには、才能があるだけでなく、才能があるものが努力し、かつ周囲の多大な支援が不可欠なのです。

うちはまるでお呼びじゃなかったし、本人と親の双方にまるで気合が足りなかった。大みそかにピリピリしていたことをトラウマ的に思い出すくらいに強烈な空気感でしたがそれでもまるで届いていなかった。

 

まあ、うちの長女はいまでもプールにいくと綺麗に泳ぎますし、ピアノもいつもは物置と化していますが、興が乗ればぽろんぽろんと弾きだすこともあります。

上にいけなかったからって無駄ではないし、それなりに身についている部分はあるってことでしょう。中学校での成績は低迷しているのにZ会の模試で国語理科社会の成績がやたらよいのも中学受験の副産物といえなくもない。

 

というわけで、てきとーな受験ライフをおくる中堅下位の次女ですが、難関残念組だった長女と同様に、それなりに取り組んだこの2年間の努力は決して無駄ではなくなると思っています。

 

さて、いよいよ一週間後には埼玉受験スタートです。

当初は埼玉の相撲名門校を受けようと思っていましたが、家族で話し合った結果、無駄に体力を消耗しても追い込みに悪影響がでるだけだろうということで埼玉受験は見送ることにしました。「通ってもいい学校だけ受ける」というのがテーマだそうです。

千葉は二回受ける予定。千葉でもチャレンジ校を作ろうかと思いましたが、受かってもいかないし、受かるわけないので見送る方向です。(しかし、千葉は総武線沿線に集中しますね。京葉線沿線の幕張か浦安あたりに中堅レベルの学校がもっとあれば結構人気でるんじゃないかと思いました。学館さん募集停止したばかりだけど再チャレンジどうですか?)

 

肝心の都内ですが、第一志望の学校を三回も受けるためカツカツです。

抑えの学校は多く受けられないのが悩み。二つほどよいなあというところがあって、そのどちらを受けるかいまだに決めきれていません。

どっちもいいんすよね。

肝心の次女に決めさせたいのに第一志望以外の学校に興味を示さない。浮気するみたいな認識でいるらしい。愚かすぎるがかわいい。

 

あけましておめでとうございます。

 

 

おわり

 

 

1224日能研全国公開模試

クリスマスイブはわたくし仕事でしたが、女城主と次女はのこのこと最後の模試にでかけていきました。

 

会場は品川区の香蘭です。

長女のころは人気急上昇で難易度うなぎ登りってにおいがまだ漂ってた学校ですが、今や押しも押されぬ存在に。

そんな外形的な部分はさておき二年前の長女の模試以来の訪問でしたが、やはりうっとりするほど環境がよかったようです。

 

日曜日には結果がでました。

四科49(+1)

二科49(+1)

国語62(+6)

算数36(-4)

社会52(+7)

理科44(-9)

 

算数は入塾以来最低でした。

「場合の数がでなかったせいだ」と次女はいっていましてそのかわいらしい浅はかさに思わずアタマをなでてやりました。さすがに36はおどろいた。

 

国語は苦手な論説文がでなかったようで、記述もひとつまるごと空欄でしたが全体的によくできていました。

 

場合の数がでないだけで算数偏差値36になると自己分析する人が、なんでこんなに国語できたのかよくわかりません。

 

社会は足利尊氏足利高氏と書いてしまうという教養あふれるミスをしていました。歴史通の父をもつものとして採点者を挑発してるのかとおもわせつつ、これまでなんども正解してきたくせに承久の乱を上久の乱と書くという離れ業もみせてくれたのでたんなる書き間違えでしょう。鎌倉殿の13人で承久の乱の描写をあっさり終わらせた余波でしょうかね。

 

理科はいやになるのでみてない、、、

 

そんなこんなで次女の二年にわたる模試生活もおわりました。毎週毎週よくがんばったもんです。

志望校は幸い合格ラインとの判定でしたが、最近とりくんだ過去問で最低点下回ったり、9月にやった初回より点数さがったりすることがでてきてますのでかなり心配しております。

偏差値だいぶ上の某記念受験校うかっても志望校にうかったらそちらにいくというほどの入れこみようですが、その熱意をぜひとも勉強につなげてほしいものです。

 

あと3週間もしないうちに受験スタートです。学校の書き初め会とかさなるから埼玉受験したくないとか次女は言ってまして、女城主も同調してました。習い事も制作の山場だそうで年明けも続行とのこと。ふたりしてまだ五年生のつもりなのではないかと心配しております。

 

なんでもいいけど、まあ頑張ってほしいっす

おわり

 

 

 

 

 

 

心を乱されない

一日中ネットに触れていると気がふれそうになりますね。

容姿、収入、頭の良さ、息子のできがいい、親がすごい、もてる、強い、面白いーー。

なんでもいいですけど自慢話にあふれています。

 

というか、受け取り手の問題で相手は普通に話してるだけでも自慢話にとれてしまうしとられてしまう。

TIKTOKの見過ぎで頭がおかしくなる10代の女の子が多いと少し前に米国でやり玉にあがってましたが、それはメタが悪いんじゃなくて人間がそういう生き物なのが悪いという部分が大きいように思えます。

 

なので矛盾するようですが、わたしはこのゴミみたいなブログを続けつつ、定期的にデジタルデトックスをおこなっております。ストレスからくる不調に苦しんでるひとはぜひスマホをオフにして自分の呼吸だけに集中する時間を設けてみてください。その最中に話しかけてくる動画漬けのクソ女子中学生とかがいたらウエスタンラリアットからの顔面かきむしり攻撃でもしてやってください。

ニュースなんかもネットでは極力みません。くだらん人間でくだらん興味関心があるとアルゴリズム様に見抜かれてるのかくだらんニュースばかりおすすめしてきますので。

それにあれはバリューがわかりませんので世間全体がよのなかをどうみてるかという「相場観」もわからなくなりますから。

 

それでもかいくぐって不愉快なニュースをお届けするのに余念がないのがスマートフォンさま。

今日も、

①高すぎて私が買うのをあきらめたシマノのベイトリールをどっかの釣りプロがレビューして絶賛するというどうでもいい記事

②このブログでもおなじみ「むかつく先輩」の会社が冬のボーナス数百万円とかいうくそむかつくニュース

③わたしがまだ見ていない「鎌倉殿の13人の感想と最終回の展望記事(ネタばれ)」

 

の3つをこっちに断りもなく届けてくださいました。しかもご丁寧に②は「心が乱される」とか見出しで書いてる始末。いい加減にしろっての。

 

世知辛い世の中ですまったく。

 

追伸:週末の合格力実践テスト(ふつう)は普通だけに普通の出来で、ずばり全受験者のほぼ真ん中でした。まったく心をみださない次女の成績推移。よくもなくわるくもない。なんて親孝行なやつだ。

なのにクラスの席順は9番。ここにきてわが教室の下から二番目クラスに成績インフレ発生???

 

終わり

 

12・4日能研全国公開模試

全国公開模試がありました。

会場は豊島岡さまです。

二年前、浦明・渋幕・桜蔭・小石川と各ジャンルのトップ勢を撃破しまくった天才児・女トウタクが唯一苦杯をなめたこの学校。当然中堅下位のうちの次女には縁遠いわけですが近くで長女がらみの野暮用がありましてこちらで受験いたしました。

試験を受けに来るぼっちゃんじょうちゃんも妙に頭よさそうにみえますし、引率の親もどことなく知的にみえます。

もちろん統計的にみれば大半がうちの次女と同じ中堅でしょうから、人間の心理なんて間違いだらけの誤認だらけ。

「安心しろ、相手もビビってる」ってやつですね。

 

試験結果

四科 48(-1)

二科 48( 0)

国語 56(+2)

算数 40(-4)

社会 45(-7)

理科 53(+2)

 

理科を補っていたらその分社会の知識が抜けていってるようです。

次女の脳みそは20mmのビーカーなんでしょうか。

偏差値はほぼ変わらないのに各科目はつねに乱高下します。

本番まであと2か月もない。

小生はまったく安心できずにビビっています。

 

おわり

 

追伸:国語は記述ほとんど×なのにこの成績でした。記念受験校は全部選択問題なのでこれはワンチャンあるかも?と思わないでもないですが、肝心の志望校は、難易度こそ高くないとはいえ、国語は記述ラッシュです。さきが思いやられます・・・

 

 

席順と出願先

育成テスト(普通)がありました。

算数で場合の数がたくさんでた上に国語で難しい論説文が出なかったおかげで次女の順位は六千人中千人台という嬉しい数値でした。

こんな順位はもちろん初めてで、下から数えて二番目の次女の所属クラスでも初めて1位になりました。

 

場合の数しかできない人間が場合の数ばかり出題されたテストで得た結果ですので、場合の数ばかりでることが絶対にありえない実際の受験にはまったく参考にならないのですが、それでも大変うれしゅうございました。

 

ついでに五年生の受験勉強スタート時に所属していた上から二番目のクラスに復帰できればネタになるなと思っていましたが、もちろんこの時期にそんなことがあるわけもなく、次女はいつも通りの下から二番目のクラスに愉しく通っています。

 

それにしてももう12月です。

志望校はたとえ偏差値70になっても変わらないそうなので気楽なもんです。そろそろ出願時期ですが、1月にどこ受けるのかまだ決まっておりません。早稲田佐賀を受けさせたかったのですがまちがいなく無理なのでカネの無駄。甲子園応援団をやるのが夢だといううちの女城主は佐久長聖を猛プッシュしてますが、次女は実際に行かされる危険性を察知していやがっております。

それになんといっても1月の合格を精神安定剤にするためには本人が「通ってもよい」と思えるというのが大事です。たんなる力試しなら模試で充分ですし。

となるとやはり好角家ぞろいの我が家としては埼玉の東でないほうの某校ということになるのでしょうか。貴景勝ばりに頭からドーンと行きたい。

 

千葉は市川の学校群がちょうど難易度的に合致してるのでレンジを散らしていくつか受けてみるつもりですが、第一志望より難しい学校うけるべきかこれまた悩ましい。何個もうければそれはそれで疲れるし。

 

はてさて。困ったもんです。

 

おわり