娘たちが結婚するときに連中に恩着せがましく読ませる日記

2023組5年生春スタート日能研女子父の備忘録(姉2021終了)

年越し過去問やらず

我が家恒例の年越し過去問をやろうぜということで、女城主が大みそかの夕方、一生懸命ぽんこつプリンターで過去問をコピーしていました。

 

しかし、肝心の次女は塾から帰ってきてムシャムシャお菓子を食いながら塾の友達のおばかエピソードや恋話をひととおり開陳。その後はたいして振り返り学習もせずにTVを見はじめ、ドラえもん紅白歌合戦、2355という大みそかキッズ三冠王を達成し、だいぶ夜も更けたころ、お笑い番組をみながらソファーでくたばってしまいました。

 

ピリピリムードに包まれた長女の時とはずいぶん勝手が違う感じです。

 

でも、最難関を目指すってのはそういうことだと思いますし、中堅下位の学校を目指すというのもそういうことだと思います。

ピアノコンクールにでた時、子供の手を一生懸命マッサージする母親の姿が非常に印象的でした。よこには個人教師なのでしょうか、ピアノの先生が一生懸命はっぱをかけています。子供の目も血走っていました。

地区予選超えたことで満足し、ちんたら弁当食いながらのんきに参戦していたうちの子供たちとはえらい違いでありました。

 

水泳のちょっとした大会にでたときもそうでした。

ちょっとしたレースなのにジュニアオリンピック出場者限定Tシャツをここぞとばかりに子供に着させてくる親御さんはやはりめちゃくちゃ気合はいってましたし、応援もすごかった。そして子供もすげえムキムキでダルんとしたうちの子供たちとはずいぶん違っていました。タイムもだいぶ違いましたし、中学は地元じゃなくて越境して全国大会常連の公立中に行ってしまいました。

 

中学受験で最難関を目指すというのはある意味こういう親子と同じ気合が求められると思います。

彼らにくらべればそのゲートをくぐれる人間の数はけた違いに多いですし、なんとかなってしまう部分もあるにはありますが、それでも本当に勝つためには、才能があるだけでなく、才能があるものが努力し、かつ周囲の多大な支援が不可欠なのです。

うちはまるでお呼びじゃなかったし、本人と親の双方にまるで気合が足りなかった。大みそかにピリピリしていたことをトラウマ的に思い出すくらいに強烈な空気感でしたがそれでもまるで届いていなかった。

 

まあ、うちの長女はいまでもプールにいくと綺麗に泳ぎますし、ピアノもいつもは物置と化していますが、興が乗ればぽろんぽろんと弾きだすこともあります。

上にいけなかったからって無駄ではないし、それなりに身についている部分はあるってことでしょう。中学校での成績は低迷しているのにZ会の模試で国語理科社会の成績がやたらよいのも中学受験の副産物といえなくもない。

 

というわけで、てきとーな受験ライフをおくる中堅下位の次女ですが、難関残念組だった長女と同様に、それなりに取り組んだこの2年間の努力は決して無駄ではなくなると思っています。

 

さて、いよいよ一週間後には埼玉受験スタートです。

当初は埼玉の相撲名門校を受けようと思っていましたが、家族で話し合った結果、無駄に体力を消耗しても追い込みに悪影響がでるだけだろうということで埼玉受験は見送ることにしました。「通ってもいい学校だけ受ける」というのがテーマだそうです。

千葉は二回受ける予定。千葉でもチャレンジ校を作ろうかと思いましたが、受かってもいかないし、受かるわけないので見送る方向です。(しかし、千葉は総武線沿線に集中しますね。京葉線沿線の幕張か浦安あたりに中堅レベルの学校がもっとあれば結構人気でるんじゃないかと思いました。学館さん募集停止したばかりだけど再チャレンジどうですか?)

 

肝心の都内ですが、第一志望の学校を三回も受けるためカツカツです。

抑えの学校は多く受けられないのが悩み。二つほどよいなあというところがあって、そのどちらを受けるかいまだに決めきれていません。

どっちもいいんすよね。

肝心の次女に決めさせたいのに第一志望以外の学校に興味を示さない。浮気するみたいな認識でいるらしい。愚かすぎるがかわいい。

 

あけましておめでとうございます。

 

 

おわり