引き続き次女の勉強の件。
今日は午後から育成テスト。妻がいないので私がかわりに面倒をみた。
範囲の復習をしといてといったが何をすればわからないようだったので、もう一度栄冠をやりなおすように言った。そんで自室にこもってネットでいろいろみてた。今日のお題は「キンキナトゥス」について。まさに休日のだいご味。
なんて具合でダラダラして、しばらくして次女の様子を見に来ると、理科の本科テキストを見ながら、栄冠の空欄を埋めている。
書写の時間じゃないんだからさ・・・。
せっかく新栄冠は学び直しとか、演習とかいろいろ分かれてるのにそういう工夫全部無駄にしてる。
嫌な予感がして復習のために授業のノートを開かせたが、女の子の絵とか落書きだらけ。
なんだこれは。しかも、1ページまるまる使って前の座席の子の後ろ姿とか消しゴムのデッサンとかしてるページもあった。妙に上手いのがまたムカつく。
これはまずい。
まだグーグー寝ていた長女をたたき起こして、どうやって栄冠の復習していたか教えろと聞いた。
「そんなの問題解いて確認するだけじゃん」
「〇つけとかしたの?」
「してないよそんなの」
「いまさらだけど、お母さんとどうやって勉強してたの?」
「わからない問題の解き方聞いてただけだよ」
だそうです。
なんというザル学習。ダメじゃん・・・。
というかよくそれで受験乗り切ったなこいつ。実は天才か?
そんなことに今頃気づいた私はやはり受験親を名乗る資格もなかったんだなあと思い知らされました。
(終わり)
「キンキナトゥス」は、古代ローマの人物。政治家を引退してお百姓をしていたのにローマの危機に際して急遽独裁官に任命されます。かれは二週間で見事蛮族を追っ払うとすべての職を辞し、また元のお百姓に戻ったことから伝説になりました。オハイオ州シンシナティとかいくつかの都市が名前をいただいています。