娘たちが結婚するときに連中に恩着せがましく読ませる日記

2023組5年生春スタート日能研女子父の備忘録(姉2021終了)

夏期講習特別テスト①

分断が進む日本社会で、子供を同質性の高い私立中学に入れてしまうことのネックをずっと感じていた。

似たような環境の子としか接しないので視野が狭くなる。

そこら辺の専門職ならともかく娘たちには丞相か大都督か大老か元老くらいになってもらいたいので幅広い視野と見識は必須である。

孫氏と並ぶ天才軍師として名高い魏の呉起は兵士たちと同じ飯を食べ、同じところに寝て、戦場では兵士の膿を自らすすって出したという。呉起のために兵たちは喜んで死んだ。ゆえに率いる軍は無敵を誇り、その名を後世に残した。

仲間とだけ付き合って兵の心を知らぬ貴族たちにはできない芸当であった。

 

さて、次女の夏期講習最初のテストが終わった。

夫婦そろって五輪に夢中、長女はクラスのライングループに夢中のため、またもや放置である。

 

     共通    基本

四科   5      5

国語   8      9

算数   4      4

社会   5      6

理科   3      3

 

どうやら膿を吸われるほうらしい。 

前述の話は杞憂だったようだ。

 

ちなみにわが子が呉起将軍に膿を吸われたと聞いた兵士の母は落涙したという。「ああ息子は将軍のために死ぬだろう」と。

次女の膿をすうオッサンが現れたら、そんな変態は私が斬り捨てるので安心してほしい。

(おわり)