早朝、激ねむで目を覚ますと、目に飛び込んできたのは
トレーナーに変なズボン、母親から借りた軍モノのコートの上からグルグル巻きのマフラーを着こんで出発する受験生。
「面接あんだからピアノの発表会みたいな服きてくんじゃないの?」と思わず聞きましたが、次女「寒いからヤダ」、女城主「今更間に合わない、うるさい」
このバカどもにつける薬はなく声を荒げそうになりましたが気持ちよく受験にいってもらいたいので「まあ服装で落とすような学校なら行く必要ねえしな。多少ユニークなほうがくいつきいいかもね」と激励しておきました。
せいぜい会場でその場違いさに気づいてお父さんの助言の貴重さをかみしめつつ、「ざっとマイナス50点スタートといったところだな。よろしい愚民ども。そんくらいテストのハンデとして与えてやろうではないか」とナポレオンみたいなノリで発奮してもらいたいものです。
さて間もなく日の出です。
上る旭日に合格祈願したら、二度寝します。
「どうか服装とか気にしない学校でありますよーに」
がんばってこい!!
終わり