娘たちが結婚するときに連中に恩着せがましく読ませる日記

2023組5年生春スタート日能研女子父の備忘録(姉2021終了)

10月2日日能研6年生全国公開模試

公開模試も残り少なくなってきましたね。

埼玉受験までのこり100日だそうです。

長女の時は連日食い入るようにR4偏差値表をみつめていましたが、次女の受験が最終盤に差し掛かる今日この頃になっても、R4偏差値表ともすっかり縁が切れてしまいました。成績だけじゃなくて、小生も老境に入ったのか、すっかり小さな字が苦手になってしまったせいであります。

 

年を取って白髪が増えたり、皺がふえたり、太っちょになったりしますが、これまでは「まあそんなもんか」という程度でした。が、目はてきめんに自分がもはや墓石に足を突っ込みつつあることを自覚させますね。秋も一気に深まって気づいたらやかましかった蝉もいなくなりました。やがて私もいずこかへ消えさってしまうことでしょう。来世はこんな修羅の世ではなく、せめて弥勒菩薩が再誕した後に生を受けたいものです。

 

とまあ悲観的なことをいいましたが実害としてはR4偏差値表が読めないのと、釣り糸を結びにくくなったくらいであります。

 

さて、10月一回目の公開模試がありました。

 

4科 46(+ 1)

2科 44(- 1)

国語 49(+ 2)

算数 40(- 7)

社会 51(+ 6)

理科 50(+10)

 

芳しくないですがもう慣れました。

理科が国語を抜く日が来るとは。

毎日頑張ってメモリーチェックやったおかげですかね。

算数は相変わらずヤバイですが、もう仕方がないと割り切りました。

国語はあまりの不振ぶりに一緒に解き直してみましたがちょっとクセが強い感じで、受験テクニックに殉じた解法をしないと対応できない作りに寄りすぎているように感じました。選択肢もクソ長いし、簡単な記述に限って長い解答欄だし。ゆっくり文章をあじわっていたらとてもじゃないが終わりません。

 

忘れもしない2年前の秋。

長女の国語の成績が急にさがったことがありました。みると、問題の分量が増えているのに一生懸命、解法のための記号をつけている。分量がおおすぎて記号を付けるのに時間をかけすぎて問題をとく時間がなくなっていました。

「こういうこざかしいのは、英語のできない大学受験生が英文読解するために書く記号の類と一緒で、ネイティブスピーカーがやるものではない。あなたは人よりも日本語の文章を読む力があるんだから、記号をかいて時間を失うなんて本末転倒だからやめなさい」などとえらそうにアドバイスしたものです。

実際のところ入試本番、とくに天王山の第一回・埼玉受験では、どっちでも正解のような選択肢で判断に迷って間違うということがありましたので、もしかしたら時間がかかっても塾で教える解法のトレーニングを積んだほうがよかったのかなと思わないでもないですが、記号記入に時間かけすぎて記述全部空欄にするよりはマシだろうとはすべてが終わった今でも思います。

 

とまあいろいろ能書きをたれましたが、最終盤、気落ちせずに頑張っていきたいとおもいます。

 

ところで、国語の問題でいうと今回、レイチェルカーソンの「沈黙の春」の話題がでてきたのは大変よかったと思います。

あれは昔話じゃなくて現在進行形です。

ネオニコチノイド系農薬」が普及してから日本の湖沼から小魚がずいぶん減ってしまいまったと一部で大騒ぎになっております。

ご当地の人類は、「外来魚駆除だー、小魚まもるざます」と自分たちも8000年くらい前に大陸のほうから渡ってきた外来種のくせに池の水干して喜んでますが、もっと大きな問題に目を向けてほしいものです。

web.tsuribito.co.jp

やや毒がきつくなりました。

ネオニコチノイド系農薬が本当に犯人かどうかは議論もありますが、こんな主張もあるということで、よかったらどうぞ。

 

終わり

 

追伸:大問2でとりあげられてましたが、向田邦子の文章はやはりすばらしいですね。向田邦子というと、彼女が紹介していた「ワカメの炒め物」のレシピをネットでみましたがまだ怖くて作れていません。超やけどしそう。