娘たちが結婚するときに連中に恩着せがましく読ませる日記

2023組5年生春スタート日能研女子父の備忘録(姉2021終了)

消したい思い出と2021年組のその後

野暮用でヒマだったので2021年組の皆様のブログを眺めていました。

いや、そりゃもちろんわたくしも小5キッズの親ですから、最初は「中学受験 クラス落ち 五年生から」「算数 小1レベル 中学受験」みたいな検索ワードでいろいろ調べてたんですよ。

調べてそれにすがろうとする癖に、すぐに飽きてきてそっと閉じてしてしまい、気づいたら遠い日々の思い出に浸り始めたわけです。

 

結構初見のものがおおく、グーグルのアルゴリズムの気まぐれさがよくわかりました。当ブログなんていまだに「かくわい 中学受験」っていれないと出てこない(でてこなくて全く問題ないけど)。そんなワードでたどり着く人いるのでしょうか。まあそんなもんです。

 

で、やはりなんといっても2021年組は、コロナによる在宅ZOOM時代とどう向き合えたかがかなり重要だなあと感慨にふけりました。落ちていった人のなんと多いことか。うちなんかその最たる例だったと思っていたが結構同じレベルの角度の人もチラホラ。そしてその逆もまた存在する。

 

たぶん2022組も、まだ1年あるせいで悪の誘惑におちやすい5年生という時期に同じ目にあってるので大変だった親御さんも多かろうと思います。世の中相変わらずコロナコロナですが受験業界はすっかり対面主流に戻ってますから大丈夫。遅れは取り戻せると思いますよ。

 

話を戻しましょう。

何個かのブログを拝読して、フムフムホホーなんって読んでいると、なんか私が☆つけてる記事がある。直前期に2021年組のブログ周回して心を落ち着けていたのだろう。☆つけるくらいだから感銘をうけたんだと思う。だが、読んだことをすっかり忘れていて、我ながらだいぶボケてきているとショックだったが、いちおう自己弁護させていただくと、それだけあの1月末から2月初旬の日々が強烈だったってことです。

 

やっぱりいやな記憶がフラッシュバックする。

第一志望落ちた後に長女が偏頭痛で寝込んだ件とか、受験前日深夜に長女が暗がりで読書してた件とか、半分すべり止め感覚で調子にのって突入した幕張の実力相応校で華麗に墜落した件とかいろいろあったが、やはりなんといっても浦和の名門校に車で行こうとして遅刻しかけたあの一件。

 

kakuwai-seabasser.hatenablog.com

 

あれは永遠に忘れられない。

というか車に乗るたびに思い出す。

思い出しすぎて新車買いたくなるレベル。

死ぬ間際も夢に出てきそう。

 

そしてどんなブログみてもあんな間抜けなことしてるケースはない。

皆さまくれぐれも受験会場には余裕をもってコーキョーコーツーキカンで行きましょう。待つのがダルいとかいう子供の戯言に甘い顔をしてはいけません。

 

はあ。

まだたった4か月前なのにもう20年くらい前のようなあの日々。ほんとヘビーだった・・・。

 

さて、思い出話が長くなってしまいました。

 

受験後の日々について書かれているものも数は少ないがちらほらあって、やはりこちらのほうは現在進行形で読ませる内容となる。

中受日記は合格から小学校卒業でだいたい終わり、その後は続いても回顧になったり、あるいは当ブログみたいに第二陣モノに移行したりするケースがほとんどだが、一貫校にいった同世代の子たちがその後どうしてるんだろうってのは同じ親として確かに参考になるわけですので。

 

初期の流行は「塾どうするか」問題で、関連材で通信教育モノなんかも面白い。うちもZ会やらせようと思ったが、そういえばすっかり忘れていた・・・なんて具合。

 

最近のトピックはなんといっても定期テスト。うちの長女の学校は中間テストがないので、かなり参考になる。だいたいがスマホ漬けになってしまってヤバイみたいなそんな話。このままだと数年以内に親によるスマホ破壊運動、通称第二次ラッダイト運動がはじまり、未来世代のDX化に大きな禍根を残すのではないかというレベルでみんなスマホに怒ってる。それでもなんだかんだどこも結構勉強に取り組ませてるのが流石。うっせーうっせー言って反抗しながら直前には「ママ勉強一緒にみて」とかいうやりとり。実に面白い。

 

うちはというと、スマホは与えていないものの中学受験失敗最大の戦犯であるiPAD様にいつのまにかLINEのアプリがダウンロードされており、一日中ピコンピコンやっております。私が監視しにくるとすかざすNHKの語学アプリに切り替える芸の細かさ。

ほんと破壊したい。極真空手の選手ばりに手刀で両断したい。

 

学校生活自体は、私立進学校ではないので、数学も正負の計算がようやく終わるというのんびりさ。「なぜ負の数どうしの積が正になるのか」「それをどう説明すればいいのか」みたいなことを延々クラスで議論したりしてるそうです。音楽では三味線ひいたとかバイオリンひいたとか。「いろんな弦楽器にふれてみましょー」みたいなテーマなんだと思うが、小さいころから習っていた子がいきなりスゴイのひき始めたりして、「シャムネコの群れに迷い込んだどら猫な気分」(本人談)を味わったりしてるみたいです。

 

まあ、いろいろ土産話してくれるくらいなんで、楽しそうにはしております。

 

とりあえず全員は高校に上がれないことが決まってるんだからそろそろ期末テストにむけて復習始めてくれよな。

(終わり)