第一志望に求められるのは「憧れられるかどうか」
実力相応校に求められるのは「納得できるかどうか」
抑え校に求められるのは「オルタナティブな希望を紡げるかどうか」
R4偏差値表を眺めながらこんなことを最近考えています。
第一志望は偏差値じゃなくてやっぱ本人が憧れることができるかどうかでしょう。
(ついこないだまで別の学校受けさせようとしていた私がいうのも変ですが)
実力相応校に求められるのは、「ここに行けてよかった」「あの学校おちてよかった」という納得感でしょう。だから校風とか通学時間とか第一志望校の近所じゃないかとか、いろいろ気を付けないといけない。ぐれられたら目も当てられないから。
抑え校に求められるのは、偏差値を超越したストーリーでしょう。
国際バカロアとかSSHとか寮があるとか頭いいご家庭の子弟が多いとかバカボンは少ないとか成り上がりは少ないとか帰国子女が多いとか和風とか甲子園いけそうとか花園いけそうとか創設者がすごいとかキリストがすごいとか出るときの偏差値高くなってそうとか、まあなんでもよくてそれはそれぞれのご家庭ごとの価値観に沿って考えればいいんだけど、R4偏差値表のランキングと関係ない尺度でなにか惹かれるところをどう見出すかが大事だと思います。
そんな尺度からこれは!と思ったところをご本人にお勧めしてるんですが、なかなかお眼鏡にかなったところが見つからないみたいなんですよね。
千代田区のお堀のそばの学校を本人は気に入ってるので今更いわれてもムカつくんでしょうけどね。人の人生勝手にオルタナ扱いするなって思ってるんでしょうか。