世の中いろんな年度がありますね。
学校や役所は4月が年度初めだし、日本酒なんかは7月が年度初め。さっき調べたらワラ加工品年度というのがあってなんと11月かららしいです。それもう一年前倒しにしたほうがいいんじゃないのってレベル。ああ、日本酒大好き。最近のおきにいりは長野県の勢正宗と群馬県の土田。両方とも濃醇さがたまらん。
前置きが長くなりました。
中学受験はご存じのとおり、2月が年度代わりです。
それなのに急遽受験するようになった次女は、両親の受験疲れもあって4月スタートとなってしまいました。
この2か月分の遅れ※1を取り戻すには、塾の授業テストを基本とする普段の学習とは別に、いただいたテキストや栄冠を見返して取り戻さないといけない。独習になるので時間的にも効率的にも非常にビハインドがあるわけです。かなり厳しい。
半年遅れだった長女のケースだと、塾の復習でアップアップ。「そんなものをやる時間はない」という結論に達し、あとはテストで間違えるたびに埋めていくという自然治癒路線で対応したわけです。
ただ、今回はちょっとラッキーでした。
コロナで自粛なゴールデンウイークということで、遊びにいけないし、さらにコロナ関連で通塾できないお子さん向けに5年生スタート時点からの授業動画が全部アップされてますので、視聴し放題です。
長女のときは開始5分で爆睡、もしくは隠れて読書、お絵描きに移行するなどさんざんな思い出しかないZOOM&動画学習ですが、頭はあまりよくないもののとにかくマジメな次女は決まった時間になるとipadを取り出し、もくもくと動画をみつづけました。
もちろんたとえば個別指導なんかに比べるとかなり効率は悪いですが、国語の成績がよくて算数が壊滅的な次女にとっては、自分のペースで止めたりできる算数授業の動画は結構相性がいいようです。
理解度のチェック替わりに栄冠の演習をやらせても、相変わらずデキはわるいものの、学習した痕跡はみえている。
毎回失敗ばかりを陳列する当ブログですが珍しく上手くいった感じです。
5難関とかも無関係なので今後も機会があったら復習に動画を活用したいと思います。
ただZOOMはトラウマなんで本当に勘弁。なんとかがんばって授業やってほしい・・・。
(おわり)
※1 正確に言うと三年生2月を年度初めとする36か月が中学受験のワンタームとすると14か月分のおくれなんですがそれはまた違った話